地政学的リスクのときに何を買う?
こんにちは、くまごろうです。
最近いそがしくなかなか更新ができなかったのですが、トレードは続けています。現在はウクライナ情勢不安による地政学的リスクが高まっています。今回はそんな地政学リスクが高まっているときに買った銘柄の紹介と、その理由などを書いていきたいと思います。
結論はバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)を購入しています。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は、米国を含む全世界の先進国株式市場と新興国市場を投資対象としているETFです。
なぜ全世界株式ETFなのでしょうか。それはウクライナへ侵攻をやめないロシアへの経済制裁はロシアだけではなく、各先進国への影響を受けることになるからです。
その証拠にロシアからのエネルギー供給を頼っているEU諸国は、今後の経済に影響が出ることを懸念しています。
このロシア侵攻が全世界株式に影響をあたえることは容易に想像できます。そして、その影響を懸念して全世界株式(VT)の株価が下落しています。2022年1月の最高値108.58ドルから3月は最安値93.19ドルまで急落下しました。現在は月足チャートの中期移動平均線をサポートラインとし株価が推移しています。
このサポートラインも今後のウクライナ情勢によっては、さらに下落し長期移動平均線の81ドルをめざす動きになることも視野にいれなければなりません。
あれ?まだまだ下落する要因があるのに、なぜいま買うの?という問いが出てくると思います。
これはあくまでも考え方ですが、私の投資スタイルは長期保有を前提とした投資を心がけています。たまに短期的に高騰したことによる利益確定することもありますが、原則長期保有を前提としています。
よって全世界株式(VT)が下落してい今は買っても良いタイミングとしています。ただし預貯金全額VT購入ということはしません。あくまでもリスク許容度の範囲で購入することが大前提です。
またVTは年4回の分配金が出ます。配当利回りは約2%ですので、銀行の預金よりも良いです。もちろん個別高配当株式より配当利回りは低いですが、破綻リスクや個別ネガティブニュースに脅かされることもありません。
少し話は変わりますが、リスクといえばみなさん知っていますか?年間100人がドアで指を切断していることを!本当に!?と目を疑いましたが自分の家のドアをあらためて見てみると、危ないことに気づかされました。どんなところにもリスクは潜んでいるものですので、ご注意ください。。。
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さて、VTの話に戻ります。
【今回のポイント】
- 長期保有前提であれば全世界株(VT)は買っても良いタイミングである。
- 預貯金全額を投資するのではなく、リスク許容度の範囲で購入する。
- 配当利回り約2%は銀行預金の利息より高く、個別株よりリスクが低い。
このことから、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)はとても安心できる投資先の1つだと考えています。
ではまた!
(2022年3月13日)
※当時は自己責任でお願いします※