くまごろう(FP3級)のマネリテ日記

40歳から老後の資産形成について考えるようになり、投資信託、つみたてNISA、株などにチャレンジ。また3級ファイナンシャルプランニング技能試験にも合格しました。しかし投資は難しい事が多いので、大金積んで大儲けなんてことは考えていません。このビビリトレードは大勝ちもしませんが、大負けもしないコツの1つかもしれません。 そして投資は社会勉強になり、金融リテラシーを上げる勉強にもなりました。 そんな私の日々を記事にします。

ライフマネジメント 第2回自己投資(クオリティ)

ライフマネジメント 自己投資編(クオリティ)

 こんにちは。突然ですが皆さん投資というと何を想像しますか?株や投資信託、債券への投資。土地やマンションへ投資する不動産投資。またビットコインなどの暗号資産への投資などいろいろあります。どれもお金など資産を増やすことを目的とした投資です。(必ず資産が増えるかどうかは置いといて)。しかし投資には資産を増やす以外を目的とした投資があります。それは自己投資です。確かにライフマネジメントにとってコストに関わるお金(資産)のことは重要です。しかしライフマネジメントのQCDではコスト以外にもクオリティ(品質)があります。人生を豊かにする上で、クオリティを高めるために自己投資は重要なタスクを担っています。今日は人生を豊かにするための自己投資について解説したいと思います。

 自己投資といっても現代社会ではいろいろなものが存在しています。テレビCMでも英会話やスポーツジム、美容などさまざまな種類のものが広告宣伝されています。まずは自己投資を整理すると、大きく3つに分類できると考えます。

・身体への自己投資

・知識教養ノウハウ習得への自己投資

・コミュニケーション体験価値への自己投資

それでは1つ1つ解説していきます。

自身への自己投資

 自身への自己投資としては健康維持、体力の向上、美容などが考えられます。健康維持であれば、人間ドック受診による病気の早期発見、早期治療。何をするにも健康な体がなければ豊かな人生を送ることは難しいです。よって毎年の人間ドックや健康診断を受けることも大事な自己投資です。加えて食生活改善のために食品品質へのこだわりなども考えられますが、まずは好き嫌いせずバランスの良い食事を摂ることで改善が可能と考えますので、高価な食品を購入することだけが重要ではありません。何でも食べましょ良く噛んでとういことです。そして噛むという行為を考えると歯の治療、歯の健康維持は重要です。噛むという行為は脳への刺激や胃への負担軽減など良いことだらけです。毎年の健康診断に加え歯の定期健診もおすすめの自己投資です。少し目線を変えると美容への投資もあります。美容室やエステサロン、ネイルサロン、化粧品、アクセサリー、服装などがあります。一見浪費にも感じられますが、一定の美容は自信へ繋り自己肯定感を満たすことになります。周囲からの目を意識することで若さも保たれるでしょう。そして体力の向上には、スポーツジムや草野球、草サッカーなどで体を動かすことです。野球やサッカーは仲間が必要ですので、自然と人との繋がりが作られ、またそれも自己投資になり人生の財産となります。またジム通いや仲間とのスポーツも自分には合わないなという場合でもジョギングだったり自宅でストレッチや筋トレなどから始めてみることをおすすめします。人生100年時代と言われています。いくらお金持ちになったとしても、元気がない老人になっては充実した人生を送ることが難しいと考えます。

知識教養ノウハウ習得への自己投資

 テレビCMでは英会話教室など知識教養を蓄えるものが放送されています。他にもピアノ教室、バイオリン教室、書道、茶道などもあります。どれも知識教養が身につき良い趣味になりそうです。人生において趣味を持つことは大事なことです。生きがいというやつです。しかしその趣味に1つ加えてほしいものがあります。それは「目的」です。特にノウハウ習得に伴うセミナー参加などはなぜそのセミナーに参加するのか。そのセミナーに参加して何に活かすのかを考える必要があります。無料のセミナーであったとしても、あなたの貴重な時間が無駄になることがないようにしましょう。また悪徳セミナーなどにも十分に気をつけてください。十分に検討した目的を果たすべく、将来に役に立つ資格取得に向けて学習をすることは、とても充実した学習になることでしょう。

コミュニケーション体験価値への自己投資

 最後は健康系でもなく、知識習得系でもなく、体験価値への投資です。人は経験したことがないことにはどうしても臆病になってしまいます。しかしその未経験の扉を開くことで新たな発見や人脈形成などに繋がります。新しいコミュニケーションが生まれることは人生の財産になります。また地域のボランティア活動への参加は、ご近所付き合いなどコミュニケーションが広がるほか、周囲からの感謝されるなど自己肯定感を得ることに繋がります。誰かの役に立つ、貢献する、感謝されることの活動は素晴らしい自己投資であると考えます。

まとめ

 自己投資を『身体への自己投資』『知識教養ノウハウ習得への自己投資』『コミュニケーション体験価値への自己投資』の3つに分類しました。そして共通して言える3つのポイントがあります。

 1つ目は『目的』です。なぜそれに投資をするのかを考えることで長く続けられるようになります。また方向性を間違うことなく続けられるので、間違った方向になっていたら元の目的に戻ることもできます。

 2つ目は『長期』です。何事もすぐには結果を得ることは難しいものです。健康への投資、体力への投資、知識教養への投資、ゆっくり時間をかけて取り組みましょう。

 3つ目は 『費用対効果』です。自己投資の内容によりかかる費用が異なります。得られる効果に対して、かかる費用に妥当性があるものなのかを考える必要があります。内容によっては費用がかからないものもありますが、無料や安価ばかりを追い求めることなく、必要に応じた自己投資を行うことが良いでしょう。自分への投資ですから、ケチることもなく、ぼったくられることなく自己投資を楽しんでください。

(2022/11/4)

ライフマネジメント 第1回教育資金(コスト)

ライフマネジメントとは

 会社/企業ではプロジェクトマネジメントという言葉があります。重要なプロジェクトをいかに円滑に推進するかはプロジェクトを運営するマネージャーの手腕にかかっています。それがプロジェクトマネージャーの仕事です。今回私が考えた「ライフマネジメント」は、人生をどう円滑に推進していくかを考えるものです。そしてライフマネージャーは自分自身です。自分の人生をどういう人生にするのか、どうやって円滑にそして素晴らしい人生にするのかは自分自身の手腕にかかっています。今回はプロジェクトマネジメントの体系的な考えをライフマネジメントに置き換えることでわかりやすく説明します。今後みなさんの人生が少しでもより良いものなることを願います。

 プロジェクトマネジメントでは守るべき3つのことがあります。それはコスト(予算)、クオリティ(品質)、デリバリー(納期)です。この3つを厳守しプロジェクトを運営し、完遂することでプロジェクトは成功したと言えます。これをライフマネジメントに置き換えて考えてみましょう。コストはお金や資産(金融資産、土地、不動産など)です。クオリティ(品質)は人生の充実度や満足度を表します。そしてデリバリーは人生のイベント設定(ゴール設定)を計画し、予定通りに納めることです。例えば結婚やマイホーム購入、子供の教育資金、そして最終計画としては老後設計です。老後も健康状態でないと充実度が下がってしまいます。よってコスト、クオリティ、デリバリーの3つがそれぞれ関連性があり、機能する必要があります。この3つの厳守事項を頭文字を取りQCDと呼びます。これから人生におけるコスト、クオリティ、デリバリーの3つについて説明していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

第1回 コスト「教育資金編」

 人生の三大資金は住宅資金、教育資金、老後資金の3つと言われています。そこで第1回目のテーマは教育資金です。現在大学卒が当たり前の時代です。またコロナ後からは中学受験者数や小学受験者数も多くなってきました。これはコロナ禍でリモート環境が整っている私立の小中学校に注目が集まったことや、少子化により教育資金がひとりの子供にかけられることが原因になっていると考えられます。教育資金対策の代名詞といえば学資保険です。掛け金に応じて中学校入学、高校入学、大学入学時の入学資金としてお祝い金が支払われます。もちろん保険なので保険者にもしものことがあれば保険金が支払われます。私も学資保険に入りましたが、今思えばあまり効果的な教育資金対策ではないと感じています。結局、入学時にお祝い金が支払われても、その額では足りない場合が多いと思います。また死亡時の補償についても、生命保険に加入していることが多いと思いますので、重複した保険に加入していることになります。学資保険はあくまでも保険ですので、保険会社の手数料が引かれていることを考えると、学資保険が最良の選択肢とは限らないと考えます。保険は保険、貯蓄は貯蓄で分けることがポイントです。では学資保険の他に良い選択肢は何があるのでしょうか。私のおすすめは「ジュニアNISA」です。ジュニアNISAは2016年に開始され年間80万円まで非課税で運用できる未成年者少額投資非課税制度です。このジュニアNISAはあまり加入者数が伸びず2023年で廃止が決定しています。流行らなかった理由のひとつは引き出し制限があったことです。原則18歳までは引き出すことができず、18歳未満で引き出した場合には利益分が課税されます。しかし、2023年廃止以降は年齢制限が撤廃されることになりました。今からだと2年間分の160万円を最大18歳まで長期で非課税で運用することができます。利益の出ているタイミングで引き出してもいいですし、長期で運用することも可能です。教育資金に余裕があるご家庭の場合、子供の結婚資金や子供の一人暮らしの資金に回すことも可能です。もちろん保険会社の手数料も取られません。運用手数料の低い投資信託を購入することで資産の最大化も可能になります。利用するタイミングといろいろな利用シーンに活用できることが最大のメリットになります。注意点は、あくまでも子供名義なので親が使用しないようにご注意ください。あくまでも子供のために利用することをお忘れなく。。。そして投資になりますので、株式市場の状況によっては投資資金が減ってしまうリスクも伴います。よって私は長期保有を前提としたリスク許容範囲内での投資を推奨しています。暴落により投げ売りするようなことがないよう、自己責任範囲で行いましょう。また子供の口座を作ることで小さい頃からお金に興味を持ち、マネーリテラシーを養うきっかけになれば良いなと思います。もし皆さまの教育資金計画にジュニアNISAがマッチしそうであればご活用ください。(2022/10/30)

 

為替介入!

ご無沙汰してます。くまごろうです!

日本政府が24年ぶりの為替介入を決定。145円の円安を容認しない方針ですね。順を追って記載します。

8月に行われたジャクソンホール会議でパウエルFRB議長によるハト派発言により、9月のFOMCでの0.75%の利上げは想定通り。これでますます日米の金利差は開きました。

利上げ発表から円安が進み一時145円に到達。日本政府による為替介入発動。為替介入は24年ぶりとのことです。24年前には、銀行の不良債権問題などで景気が低迷していたときにドル売り円買いの為替介入を実施しています。今回の為替介入を市場関係者は一時的なものという考えの方が多いようです。なぜなら今後もFRBはインフレ退治に必死ですし、アメリカの景気後退よりインフレ退治を優先しているからです。パウエルFRB議長の意気込みを感じますね。

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米国市場も利上げに反応して、ダウ平均も一時30,000ドルを割りました。今後も株価への影響には観察が必要です。

しかし一時的な株価下落により計画的に投資していた定期積立などは停止や減額せず愚直に続けていきましょう。なぜなら長期投資を目的とした定期積立は複利の効果やドルコスト平均法の力を味方につけるからです。リスク許容範囲でコツコツ資産運用をしていくことが重要です。

ではまた!

投資は自己責任でお願いします。(2022/9/23)

 

ゴールデンウィークです!

こんにちは、くまごろうです。
先週はついに円安が進み130円の扉を開ける展開になりました。
またドルにだけ弱いのではなく、各国の通貨に対しても弱い円になっています。
自国の通貨が安くなるのは良い印象を持たないですね。
「良い円安」と「悪い円安」がありますが、今は「悪い円安」にみえますね。

それでは現状の手持ち株の状況です。

 

■目次

  1. 手持ち株
  2. 今後の展望
  3. 動向観察銘柄
  4. 初心者の心得

 

1、手持ち株

今朝は日経平均は下落からスタートしましたが、最後は持ち直してきました。
しかし終値は前日比-29.37円となりました。

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そんななか、イーソルは粘り強く前日比プラスで終わりました。
これはなかなか良い状態を保っています。
今後にも期待しています。


ソフトバンクは含み益を持っています。
しかし今日はマイナスで引けました。そんな日もあります。
ソフトバンクは大手携帯3社のひとつですので、
今後も安定した配当に期待できるのでホールド予定です。

 

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VTについては、引き続きドルベースでは含み損。
円ベースでは円安につき含み益です。
VTは買い増しもせず、静観しています。


SPYDはついつい買ってしまった部類に入りますが、米国高配当ETFですので、期待にあふれています。
買い増しポイントは40ドル割ってところですが、まだまだ先ですね。


2、今後の展望
まずはロシア侵攻ウクライナ情勢不安です。
近々にロシアが宣戦布告をするというニュースを耳にします。
ロシアの言動に要注意です。

またFRBパウエルさんのタカ派発言にも注目が集まります。
ドルの金融引き締めは本気モードですので、こちらも注意してきましょう。

 

3、動向観察銘柄

SPYD
継続して購入したいですが、円高の影響でなかなか買いずらい。
40ドル割れを期待していますが、難しい状況。

 

4、初心者の心得
「暴落時の投げ売りはしない約束」


ではまた!
(2022/5/2)

円安進行!円安の恩恵と悪材料

こんにちは、くまごろうです。

最近はなかなかブログを更新できていませんでした。
知らぬ間に円安がグイグイ進んでいます。
そしてロシア侵攻や米国の金利上昇、インフレリスクなどなど、
世界情勢は目まぐるしく変化しています。
しかし我々(素人)がやるべきことは、たんたんとつみたてNISAをはじめとする、
インデックス投資を続けることです。
暴落ら含み損に恐れることなく進んでいきましょう。

それでは現状の手持ち株の状況です。

■目次

  1. 手持ち株
  2. 今後の展望
  3. 動向観察銘柄
  4. 初心者の心得

 

1.手持ち株

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イーソルは含み損も一時よりは軽減してきました。
株価の推移も悪くなく、今後は中期移動平均線をサポートラインにして
上昇していくことを期待しています。

 

ソフトバンクは含み益を持っています。売ってもいいし、ホールドしてても
良い銘柄としています。配当利回りが脅威の5%超えです。
廃却orホールドかは今後の動向にて判断します。
ソフトバンクソフトバンクグループの動きも影響してきますからね。

 

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VTについては、週末に米国市場ダウ平均株価指数が一時的に1000ドルの大幅下落となり、VTも平均取得株価より株価が下回りました。
しかし急激な円安により、円ベースでは含み益が出ています。
これが為替の影響です。

 

2.今後の展望

FRBパウエル議長は明確に金利上昇を示唆ていることもあり、
今後も日米金利差の影響で円安状況は続く見込みです。
130円も日常的になる可能性もあります。
このようなときのインフレ対策としてドル資産の保有が大事になポイントになります。
私の手持ち株VTについては、ドルベースでは含み損ですが円ベースでは含み益になっています。リスク分散の大切さがわかります。

ロシアによるウクライナ侵攻はなかなか決着が見えてきません。
今後の悪材料となる可能性は十分にありますので注視していきましょう。


3.動向観察銘柄

SPYD
楽天証券では新たに6銘柄の米国ETF買い付け手数料無料が発表されました。
そのうちのSPYDは、S&P500指数の採用銘柄のうち原則として配当利回りが上位80銘柄に投資をしているETFです。米国高配当ETFです。
今後のSPYDを積み立てて購入するなどを検討しています。
ただ円安が懸念材料です。。。ドルベースで購入になるので、円安が悪影響となるパターンです。


4.初心者の心得
「含み損に怖がらず、たんたんと決めたルールの積立投資を実行するだけ」


ではまた!
(2022/4/24)

株式市場が上昇へ転じる

こんにちは、くまごろうです。

 週末に株式市場が今までの暴落から上昇へ転じる動きを見せています。いったい何が起きているのでしょうか。ロシア侵攻によるウクライナ情勢不安は、まだ終止符を打つにはまだ時期早々です。なのになぜ上昇に転じているのでしょうか。

 

目次

  1. 経済制裁による影響
  2. 銃声は鳴り終えた
  3. 全世界株式ETF(VT)からわかること
  4. まとめ

 

1.経済制による影響

 ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、各国がロシアへ経済制裁を実行しています。ロシア通貨ルーブルは大幅安となり、ロシア経済は麻痺寸前です。加えてドル建ての国債返済をドルで支払うことができず、デフォルトの危機に陥っています。その一方で経済制裁を加えている国々も痛手を負っています。ロシア産原油輸入禁止により原油価格が高騰が予想され、インフレ加速への懸念がでてきます。経済制裁とは諸刃の刃の手段なのです。

 

2.修正は鳴り終えた

 相場の格言に「銃声が鳴ったら買え」ということばがあります。現時点では「銃声が鳴ったら買え」が正解でした。しかし銃声が鳴り終えたあとにどのような局面が待っているのでしょうか。先日のFOMCではパウエルFRB議長が利上げを発表。今後も段階的に利上げを進める方針です。この利上げによりインフレに歯止めをかけようとしています。今までのゼロ金利政策から一転、金利上昇により株価は下落に転じることが予想されます。

 

3.全世界株式ETF(VT)からわかること

 現在保有している全世界株式ETF(VT)は含み益がでてきました。平均取得株価96.25ドルに対し、現在株価が100.68ドル。円安の影響もあり18,241円(4.59%)となりました(保有株数が20株)。

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 このことからウクライナ情勢不安による地政学的リスクや米国利上げは一部織り込み済みの材料となり、株価全体に嫌気が緩和されたのだと思われます。しかし根本的なリスク回避が見込まれたわけではなく、一時的な買い戻しである可能性があります。

(ちょっと小休止)

 リスクといえば、みんさん知っていますか?年間100人ほどがドアに指を挟み切断しています。安全と思っている家のなかでも危険(リスク)は潜んでいるものです。お子さんのいるご家庭は特に注意が必要ですね。

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4.まとめ

 週末にかけて株式市場は上昇しましたが、それは一時的な買い戻しによる株価上昇である可能性があるため、引き続き株価下落を警戒する必要があります。ロシアのデフォルト危機や新型コロナウイルス感染症の未知なる変異株発生、米国利上げ、円安など不安材はまだまだたくさんあります。ご注意ください。

 

(2022/3/20)

※投資は自己責任でお願いいたします※

 

 

地政学的リスクのときに何を買う?

こんにちは、くまごろうです。

 最近いそがしくなかなか更新ができなかったのですが、トレードは続けています。現在はウクライナ情勢不安による地政学的リスクが高まっています。今回はそんな地政学リスクが高まっているときに買った銘柄の紹介と、その理由などを書いていきたいと思います。

 

結論はバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)を購入しています。

 

 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は、米国を含む全世界の先進国株式市場と新興国市場を投資対象としているETFです。

なぜ全世界株式ETFなのでしょうか。それはウクライナへ侵攻をやめないロシアへの経済制裁はロシアだけではなく、各先進国への影響を受けることになるからです。

その証拠にロシアからのエネルギー供給を頼っているEU諸国は、今後の経済に影響が出ることを懸念しています。

このロシア侵攻が全世界株式に影響をあたえることは容易に想像できます。そして、その影響を懸念して全世界株式(VT)の株価が下落しています。2022年1月の最高値108.58ドルから3月は最安値93.19ドルまで急落下しました。現在は月足チャートの中期移動平均線をサポートラインとし株価が推移しています。

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このサポートラインも今後のウクライナ情勢によっては、さらに下落し長期移動平均線の81ドルをめざす動きになることも視野にいれなければなりません。

 あれ?まだまだ下落する要因があるのに、なぜいま買うの?という問いが出てくると思います。

これはあくまでも考え方ですが、私の投資スタイルは長期保有を前提とした投資を心がけています。たまに短期的に高騰したことによる利益確定することもありますが、原則長期保有を前提としています。

よって全世界株式(VT)が下落してい今は買っても良いタイミングとしています。ただし預貯金全額VT購入ということはしません。あくまでもリスク許容度の範囲で購入することが大前提です。

 またVTは年4回の分配金が出ます。配当利回りは約2%ですので、銀行の預金よりも良いです。もちろん個別高配当株式より配当利回りは低いですが、破綻リスクや個別ネガティブニュースに脅かされることもありません。

 少し話は変わりますが、リスクといえばみなさん知っていますか?年間100人がドアで指を切断していることを!本当に!?と目を疑いましたが自分の家のドアをあらためて見てみると、危ないことに気づかされました。どんなところにもリスクは潜んでいるものですので、ご注意ください。。。

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さて、VTの話に戻ります。

【今回のポイント】

  1. 長期保有前提であれば全世界株(VT)は買っても良いタイミングである。
  2. 預貯金全額を投資するのではなく、リスク許容度の範囲で購入する。
  3. 配当利回り約2%は銀行預金の利息より高く、個別株よりリスクが低い。

 このことから、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)はとても安心できる投資先の1つだと考えています。

ではまた!

(2022年3月13日)

※当時は自己責任でお願いします※