株式市場が上昇へ転じる
こんにちは、くまごろうです。
週末に株式市場が今までの暴落から上昇へ転じる動きを見せています。いったい何が起きているのでしょうか。ロシア侵攻によるウクライナ情勢不安は、まだ終止符を打つにはまだ時期早々です。なのになぜ上昇に転じているのでしょうか。
目次
1.経済制による影響
ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、各国がロシアへ経済制裁を実行しています。ロシア通貨ルーブルは大幅安となり、ロシア経済は麻痺寸前です。加えてドル建ての国債返済をドルで支払うことができず、デフォルトの危機に陥っています。その一方で経済制裁を加えている国々も痛手を負っています。ロシア産原油の輸入禁止により原油価格が高騰が予想され、インフレ加速への懸念がでてきます。経済制裁とは諸刃の刃の手段なのです。
2.修正は鳴り終えた
相場の格言に「銃声が鳴ったら買え」ということばがあります。現時点では「銃声が鳴ったら買え」が正解でした。しかし銃声が鳴り終えたあとにどのような局面が待っているのでしょうか。先日のFOMCではパウエルFRB議長が利上げを発表。今後も段階的に利上げを進める方針です。この利上げによりインフレに歯止めをかけようとしています。今までのゼロ金利政策から一転、金利上昇により株価は下落に転じることが予想されます。
3.全世界株式ETF(VT)からわかること
現在保有している全世界株式ETF(VT)は含み益がでてきました。平均取得株価96.25ドルに対し、現在株価が100.68ドル。円安の影響もあり18,241円(4.59%)となりました(保有株数が20株)。
このことからウクライナ情勢不安による地政学的リスクや米国利上げは一部織り込み済みの材料となり、株価全体に嫌気が緩和されたのだと思われます。しかし根本的なリスク回避が見込まれたわけではなく、一時的な買い戻しである可能性があります。
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4.まとめ
週末にかけて株式市場は上昇しましたが、それは一時的な買い戻しによる株価上昇である可能性があるため、引き続き株価下落を警戒する必要があります。ロシアのデフォルト危機や新型コロナウイルス感染症の未知なる変異株発生、米国利上げ、円安など不安材はまだまだたくさんあります。ご注意ください。
(2022/3/20)
※投資は自己責任でお願いいたします※